Zig Zag Chair
リートフェルトの1934年作、片持ち式チェア:無垢材の板4枚を組み合わせた一本のZ字
370 × 740 × 430 mm
Source: spec sheet PDF — 280 Zig Zag (single size) — published as W 37 × D 43 × H 74 cm
1934
概要
概要
Zig Zag(Cassina 品番 280)はゲリット・トーマス・リートフェルトによるチェアです。Cassina のページと製品シートでは、デザイン年は1934年とされています。ページには、すぐに象徴的なデザインと見なされるようになったと書かれており、「最初期の片持ち式無垢材チェアの一つ」と紹介されています。通常の脚・座面・背もたれの並びに代わり、Z字形を描く木の帯が使われ、リズミカルに配置された平らな木材4枚で構成されています。洗練されていながら不安定にも見える造形です。製品シートでは、Cassina での生産期間を1973年/2011年と記載しています。
構造
構造は無垢のアメリカンチェリーまたはアッシュのスラットで作られ、半艶の透明ラッカー仕上げが施されています。板同士はダブテイルジョイント(蟻組み)で接合されており、製品シートではこれを Cassina の職人の技術によるものとしています。アッシュは青、赤、黄、白、黒に染色されたものも用意されています。シートによれば、着色バージョンにはオープンポア仕上げが施されており、正面と側面で木目が見えるとのことです。フットスライドはプラスチック製です。
仕様
- 寸法(図面 280): W 37 cm × D 43 cm × H 74 cm。正面図にはさらに43 cmの縦線がありますが、図面上ではラベルは付けられていません
- 構造: 無垢のアメリカンチェリーまたはアッシュのスラット
- 仕上げ: ナチュラルチェリー、ナチュラルアッシュ、白・青・黄・黒・赤に着色したアッシュ
- フットスライド: プラスチック製
ストーリー
木の帯
シートによると、リートフェルトは脚・座面・背もたれという従来の構成を、Z字を描く一本の連続した木の帯に置き換えました。その結果、四枚の板を端から端まで組んで作られた初期の片持ち式シートが生まれました。シートはこれを、不安定な構造の極めて人目を引く例と表現しています。
技術と色彩
シートは、Cassina の職人が施したダブテイルジョイントが作品の美しさを高めていると特に取り上げています。また、オープンポア仕上げによって木目が際立つ着色バージョンこそ、作品の美的な独自性が最もよく表れる部分だとし、この仕上げを、垂直線・斜線・水平線の関係を強調するためにリートフェルト自身が同じテーマで行ったバリエーションと結びつけています。
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