Skin
ジャン・ヌーヴェルによるソファ。特殊な模様を施した、自立するハイドレザーカバーを採用。
2100 × 670 × 960 mm
Source: spec sheet PDF — KD210 sofa — published as W 210 × D 96 × H 67 cm
2007
概要
概要
SKiNは、ジャン・ヌーヴェルがMolteni&Cのために手がけたソファです。建築家とこのメーカーの長年にわたる協業の成果であり、その構造は特殊な模様を施した自立型ハイドレザーカバーに支えられています。ページでは、これを光が通り抜け、空間に浮かぶテクスチャーと表現しています。2008年の『M Magazine』のインタビューでヌーヴェルは、SKiNは家具ではなく空間の中の構造体であると語っています。革には穴、切れ込み、切り込みが設けられており、光を通して座面と構造の影を床に落とします。

構造
仕様書には、ポリウレタンパッド付きメタルフレーム、滑り止めプラスチック製の脚、そしてサンプルカラーに染色された植物タンニン鞣しハイドレザーの取り外し不可カバーが記載されています。レザーの仕上げはホワイトとブラックです。
仕様
- 代表的なソファKD210: W 210 × D 96 × H 67 cm(67の数値にはラベルが付いていません)
- その他のソファ: KD247、幅247 cm
- アームチェアKPL77: 77 × 77 cm(図面の横に81 cmという数値があります)
- プーフKPF56: 56 × 56 cm(図面の横に39 cmという数値があります)
ストーリー
形を保つレザー
ページでは、SKiNの発想を一文で説明しています。芯のないレザーは時間とともに自ら形を変え、革新と記憶が同じ形を保つ、という考え方です。2008年のインタビューでヌーヴェルは、SKiNの作品は時間と使用によって形づくられ、レザーはその過程の一部になると述べています。また、デザインは革を成形できる形状から出発したとも語っています。彼は時間が刻む風合い(パティナ)に特に注目し、難しかったのは適切な弾力性に到達することだったと説明しています。
ケ・ブランリー美術館から
ヌーヴェルは、SKiNの着想はパリのケ・ブランリー美術館から得たと語っています。同館の内装の多くはMolteniグループが手がけました。館内には大きな壁面があり、建築の周囲を蛇のように巡る通信設備が備えられています。ヌーヴェルはSKiNコレクションを、別世界の形態からインスピレーションを得たものだと表現しています。同館にはアフリカ、オセアニア、アメリカ大陸の先住文明の品々が収蔵されているためです。
初公開と受賞
同じ『M Magazine』の記事によると、ソファ、アームチェア、プーフからなるSKiNシーティングシステムは、2008年のMaison & Objetで世界初公開されました。展示はRue des Saints Pèresにあるモリテニ&C(Molteni&C)のショールームで、ヌーヴェルに捧げられたインスタレーションの中で行われました。Molteni&Cは、このソファに対する3つの評価を挙げています。Red Dot Award Best of the Best 2008、ELLE DECOR Design Award 2008、そしてADIインデックス2008への掲載です。ヌーヴェル自身も、ページと雑誌の両方が触れているとおり、2008年にプリツカー賞を受賞しています。


