214 Chair
ミヒャエル・トーネットによる1859年のコーヒーハウスチェア。曲げ木のソリッドビーチ材で仕上げた、現代家具の出発点。
430 × 840 × 520 mm
1859
Germany
参考価格 ¥160,000 程度(リージョン・取り扱い店により異なる)
公式の製品情報
INTEBEE AI PUBLIC LIBRARY は、独立した家具デザインの研究・発見のためのプラットフォームです。製品の仕様、仕上げ、在庫状況などは変更されることがあります。最新かつ正式な情報は、メーカーの公式サイトでご確認ください。
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概要
214は、ミヒャエル・トーネットが1859年にデザインした曲げ木チェアで、元々は No. 14 というチェアでした。トーネットはこれを、これまでに世界で最も成功した量産品であり、現代家具の歴史を切り拓いたチェアだと位置づけています。現在もドイツ・ヘッセン州のフランケンベルクで、伝統的な曲げ加工の工程によって製造されています。214 は籐座を備えたバージョンで、同じファミリーには 214 M(成形合板座)と 214 P(張座)もあります。
構造
チェアは、ミヒャエル・トーネットが1850年代に完成させた技法によって曲げ加工されたソリッドビーチ材で作られています。トーネットはこれを1つのアイデア、6つのパーツ、2つのナット、10本のネジで構成されると説明しています。座面は合成メッシュで補強された籐座です。トーネットの素材情報シートによれば、無垢材(84.38%)、スチール、籐、プラスチック、ラッカーで構成され、リサイクル可能な割合は95.31%とされています。オリジナル品には、座枠の裏側に年号入りのトーネットのエンボスロゴが入っています。
仕様
- 寸法(214): W 43 cm x D 52 cm x H 84 cm
- 座面高: 46 cm(214 P は 47 cm)
- 重量: 製品ページでは 2.7 kg、素材情報シートでは合計 3.2 kg
- ビーチ材の仕上げ: クリア塗装、またはブライトナー染色のウォルナット、チェリー、マホガニー、ダークブラウン、ブラック
- 受賞歴: German Sustainability Award Design 2021;German Ecodesign Award 2024, Timeless Design
ストーリー
トーネットの原理
ミヒャエル・トーネットは1850年代を通じて無垢材を曲げる技法を磨き上げ、その成果として1859年に生まれたのが No. 14 のチェア、現在の 214 です。トーネットのパンフレットによれば、曲げ加工によって初めて量産が可能になり、そのシンプルで新しい外観と手頃な価格により、インテリアのスタイルそのものが変わりました。住宅、レストラン、カフェは、より軽やかで重厚感の少ない印象へと変わっていったのです。1930年までに、このチェアは5,000万脚以上製造されました。
1つの木箱に36脚
36脚の分解されたチェアは、ネジも含めて1つの木箱に詰められ、ヨーロッパ、北米・南米、アジア、アフリカへと送られ、現地到着後に組み立てられました。トーネットのパンフレットには、パリの新しいエッフェル塔レストランの最初のプラットフォームから57メートル下に落下したチェアが、損傷を受けなかったというエピソードも紹介されています。
写真出典:Thonet — 214 Chair · © Thonet および各権利者。INTEBEE 独自のデザイン解説・研究に付随して引用しています。 · 公式商品ページを見る ↗ · 画像の利用と著作権ポリシー
