コレクションストーリー
誕生の背景
Bohemian 72は、**ガブリエラ・クレスピ(Gabriella Crespi)**が1972年の春、ミラノの自宅のテラスで手がけたラタン家具のコレクションです。GUBIによれば、本作は1972年から1975年にかけて制作されたBamboo Collectionの一部であり、Rising SunやFive Positionsのコレクションと並ぶ位置づけにあります。また、彼女の生前は私的な顧客のためにのみ制作されていたとされています。クレスピが100歳の誕生日を迎えた年、つまりデザインが初めて構想されてから50年後に、GUBIは彼女のオリジナルのドローイングをもとに、初めてこれらを製品化しました。
デザインの特徴
コレクションは、ラウンジチェア、3人掛けソファ、オットマン、フロアランプの4点で構成され、いずれもラタン素材で作られています。GUBIは本作を、屋内と屋外の暮らしを融合させる家具を生み出すというクレスピのキャリアを通じた追求の集大成と位置づけ、天然素材への関心、積み重なる彫刻的なフォルムへの魅力、そして東洋の文化や思想への好奇心と結びつけています。垂直に巻かれたラタンの蔓を幾層にも重ねる手法は、当時としては珍しい選択でした。オリジナルに忠実に再現するには本物の職人技が求められ、ラタンの芯材を蒸して、ドローイングの寸法に合わせた型で手作業により曲げていきます。
主な製品
- Bohemian 72 Lounge Chair
- Bohemian 72 Sofa(3人掛け)
- Bohemian 72 Ottoman
- フロアランプ(家具ライブラリー外の照明製品)
